OluOlu通信
001号
2019年1月発行
2019年が始まりました!
特集:CPサッカーのルール
みなさま、本年もよろしくお願いいたします!
2019年初めてのレッスンが1月13日に行われました。前日からの雨で、お天気が少し心配されましたが、サッカー教室が始まる頃には晴れて暖かいくらいの好天になりました。
今回の参加者はOluOluメンバー3名と、体験参加してくれた2名の合計5名。
コーチ陣は、今回見学に来てくれた3名のコーチも合わせてなんと7名!
そして今回から、大学生ボランティアのおふたりが来てくれました。総勢9名がみなさんとサッカーをプレーしてくれました。楽しかったですね。
さて、レッスンは、いつものストレッチの後に、ランニング。一対一でのパスの練習、グループでのパス。ちゃんと誰にパスをするのかを明確にしてから、次の人にパスする練習もしていました。
シュート練習も欠かせません。最初は広いゴールへのシュート、続いて狭いゴールへのシュート。狭くなると難しいと思いますが、いっぱい練習して、ゆっくりでも良いので確実にシュートが入るように頑張りましょう!
レッスン最後は、2チームに分かれて試合をしました。ゴールを守ろうと頑張ったお友達、一生懸命ボールを追いかけたお友達、みんなそれぞれ、サッカーを楽しめていましたね。
たくさん動いた後は、ストレッチが重要です。コーチから教えてもらったストレッチは、サッカー教室以外でも、外でたくさん遊んだ後や学校の体育の後に是非取り入れてみてください。
今回は、体調不良等でお休みしたお友達が何人かいました。学校でもインフルエンザ、溶連菌、りんご病など様々な冬の病気が流行っています。体調管理は十分に気をつけて、次回2月の練習でまた元気な笑顔を見せてくださいね。
みなさんが参加している、「障がい者サッカー」。ひとくくりで活動していますが、実は障害の特異性によって7種目に分かれているのをご存知ですか? OluOluでは、すでにCPサッカーを並行しているのでその名称はご存知かと思います。 CPとは、脳性麻痺(英語のCebreal Palsyの頭文字)を指しますね。この他に、切断障がい 、精神障がい 、電動車椅子サッカー 、視覚障がい、知的障がい 、聴覚障がいに分かれて各カテゴリーのサッカー団体があります。詳しくは、それぞれのウェブサイトをご覧ください。
OluOlu通信第1号から3回にわたって、CPサッカーの主なルールを紹介していきたいと思います。
障がい者を対象としたスポーツは、必ず対象者の状態に合わせた特別なルールがあります。自分が対象のスポーツでなくても、理解を深めると違う形でスポーツが楽しめると思いますので、一緒に勉強していきましょうね。
初回は、CPサッカーとは何か?を説明していきますね。
★どういう人がCPサッカーに参加できるの?
⇨ 杖なしで、歩・走行可能な肢体不自由者(脳性まひ、脳外傷、脳血管障害等による四肢麻痺、片麻痺、両麻痺等)が対象となります。
★色々麻痺にはレベルがあるのにどうやって公平にプレーするの?
⇨ FT1(重度)、FT2(中度)、FT3(軽度)と、障がいのレベルによってカテゴリーが決められています。試合に出る選手(7名)のうち、FT1選手を1人以上、FT3選手を1人以内必ず含むように選手を組み合わせます。 サッカーの技能だけでなく、どのような組みわせで選手がプレーをするかによっても、試合を左右することになりますね。 次回は、普通のサッカールールとの違いです。
練習最後のお決まりです。みんなで元気に歌って終わりになります。